職員同士のコミュニケーションの重要性と
よくある問題
訪問介護は基本的にヘルパーさんが1人で出向くことになります。
2人で出向くことも可能ですが
・体重が重く移動が長い場合
・トラブルの可能性がある場合
などに限られるので、複数のヘルパーで一緒に介護することはそう多くはありません。
しかし、介護施設となるとこの状況は変わってきます。
介護施設でも仕事自体は個人個人管理していますが、その時々で優先すべきものが変わりやすいので、職員同士で連携していかなければとてもまわりません。
そのため、職員同士のコミュニケーションは仕事に対して影響を与えやすいのです。
原因をさぐる
介護施設で働いている方とはよくご飯を一緒にします。
その時の話題でもっとも多いのが職員同士のトラブルです。
利用者同士のトラブルや利用者と職員のトラブルもありますが、職員同士がもっともやっかいだとおっしゃっていました。
対応を誤りトラブルが大きくなると、思わぬところに騒ぎが飛び火してしまい、優秀な職員が辞めてしまうこともあるそう。
うちでは今後特養施設にも事業を拡大していく予定で、私がうつる可能性もあります。
どのように対応したのか聞きながら今からびくびくしています。
トラブルの種をつくる人
介護業界では、介護一筋でやってきた人も少なくありません。
そのため、あまり一般常識が通じない人もいるそうです。
私と同世代の40~50代の人は、良い人と嫌な人が極端だとか。
介護施設で職員同士の関係が悪くなると、業務にも影響がでます。
そのため、トラブルが発覚した時には面談などをおこなってなんとか落ち着けるそう。
ただこの時難しいのが、どちらか一方に肩入れしないこと。
原因をさがすことに集中しておかないと、いつの間にか管理者が悪者にされることもあるそうです。
それで職場の雰囲気が良くなるのならまだしも、トラブルを起こす人はまた新たな問題を起こす可能性大です。
管理者としては、解雇通告まで視野にいれておくべきだと教わりました。
管理者として意識するべきこと
職員同士のトラブルは、正直管理者の対応次第になるでしょう。
モチベーションの低い上司なら、報告してもアクションなしなんてことはざらにあるようです。
管理者側としてはこのような職員同士のトラブルを予防し、起きた場合は出来るだけ早く対処しておくべきです。じゃないと優秀な人材はどんどんと辞めてしまい、経営拡大なんて夢のまた夢になってしまいます。
また利用者に安定した介護サービスを届けるためにも、職員同士がスムーズに仕事をすすめられるように心がけておきたいですね。