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介護事務員からの相談

パソコンに向き合うだけが仕事ではない

同じ事務でも、一般企業の事務と介護施設での事務は大きく違います。
またその事業所や施設によって、事務員がどのような役割を求められるのかも少しずつ違います。
そのため、何も知らないまま一般企業の事務経験者が介護事務へと転職されると、イメージと違うことも。

一般企業の事務は、パソコンと向き合っている時間がほとんどで、姿も小奇麗なイメージです。
しかし介護事業所や施設の事務は違います。
パソコンと向き合う仕事も多いですが、お茶くみやヘルパーさんのお手伝いなど多岐に渡ります。
そのため、動きやすい服装をされている方が多いです。

大きな事業者や施設になれば、事務だけに専念している事務員もいますが、よほど大きな規模だけです。
多くの事業所や施設では、「事務員さん=なんでも屋さん」と言っても過言ではありません。
その分、事務員さんの悩みは幅広く、相談を受けることもしばしばです。

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介護施設内で働いていると、急に利用者さんやそのご家族に会うこともあります。
その時、急に介助をお願いされるなんてこともあるわけです。
私は元々現場出身なので、手が空いていれば介助しますが、事務員によってはヘルパーの資格がない人もおり、どうするべきか迷ってしまう人もいるようです。

給付請求書に時間がかかる詳しい内容を見る

介護事務で面倒なのが、介護保険請求ですよね。
手が空いて入れば事務員さんのお手伝いをすることもあるのですが、これが本当に大変。
予定と実績がどう違うのか、ケアレスミスはないかなどの確認作業は量が量だけにうんざり。
そのため介護ソフトや介護システムを導入する前は、かなりの時間がかかっていました。

事務と経営の関連性は高い

介護事務は、優秀な介護ソフトや介護システムの登場でかなり負担が軽減されました。
今のような介護ソフトや介護システムが登場する前は、同じようなデータ入力を複数回行ない、かなりの時間を浪費していました。 導入後は1回データを入力するだけで済むようになり、かなりの時間短縮になりました。

もちろんソフトやシステムの保守費用も発生しますが、効率化による恩恵の方が大きいです。
ただし、選んだ介護ソフトや介護システムによっては、機能の割に保守費用が高いなんてものもあるので、適当に選ばないようにしましょう。

介護は節約や効率化できる部分が少ないので、事務は必ず効率化しておかないと経営も安定しにくくなります。

プロフィール紹介

同じ介護施設で15年ほど働いています。気付けば40代も後半です。
5年前、管理者になったのを機にメインを現場から、事務や経営に移して頑張っています。

介護業界って他の業界と比べて
やっぱり特殊。

介護の現場独特の悩みや経営の苦労など色んな悩みを共有出来たらなと思っています。
まだまだ勉強不足ですが、少しでも介護業界が良い方向に向かえばと奔走しています。